ブログって何を書けばいいんですか?ネタが思いつかず、手が止まってしまうことで悩んでいます。
今回は、ブログで何を書けば良いのかがわからず悩んでいる方に向けて、この記事をお届けします。
僕は今までに、500人以上の方からブログ運営についてのご相談を受けて来ました。
その中で見つけた「ブログに何を書けばいいのか分からない問題」の解決方法について、ご紹介していきますね。
ブログに何を書けばいい?悩む理由は「目的」を見失っているから
「ブログって何を書けばいいんだろう?」と悩んでいる方の多くは、ブログを書く目的を見失っています。
「そもそもなぜブログをやろうと思ったのか?」について、一度立ち止まって、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、「目的」を見失ってしまう原因は人それぞれですが、下記のようなご相談をいただくことがよくあります。
- みんなもやっているから、やった方が良いのでは?という理由で、目的を持たずにブログを始めてしまった
- ブログを立ち上げたから、使わないともったいない気がする
- 「〜であるべき」という他人の“ブログ論”に振り回されて正解探しの沼にはまっている
あなたは上記に当てはまりませんでしたか?
ブログをやるかどうか、そして、どんなことを発信していくのかは、あなたが決めて良いんですよ。
ブログは「手段」であって「目的」ではありません。
あなたが「趣味」を目的にブログをはじめたのなら、純粋に楽しんだら良いし、
「集客」や「稼ぐ」を目的にブログをはじめたのなら、あなたのお客様(読者さん)のためになることを発信して、どんどん人や社会に貢献したら良いんです。
どちらにしても、そもそもブログは、誰かに強制的にやらされているものではなく、あなたが自発的にやっているもののはず。
他人と比べたり、「〜しなければいけない」という考え方で取り組むものではないんですよね。
自分らしいブログ作りのコツ
「〜であるべき」というブログ論に流されて、“あなたらしさ”を見失っていませんか?
AIが進化した現代。「正解」だけが詰まったブログなら、人間よりもAIの方が上手に書けるので、あなたがブログを運営する意味がなくなってしまいます。
では、AIに負けずに、“自分らしさ”を活かしたブログ運営をするためにはどうしたら良いのか?
その答えは「体験談」です。
もし、あなたが「自分らしさを活かしたブログ運営がしたい」と願うなら、あなたの体験談をベースにしたブログを書くことをおすすめします。
「あなた」という存在は、世界に一人しかいないので、あなたが体験・体感したことは、あなたにしか語れない「価値」となります。
実際に、体験談を詰め込んで作った記事は、SEOでも高評価を受けやすい印象があります。
Googleも「体験談」という情報に価値を感じているということなんですよね。
そもそも本当にブログでなければいけないのか?
どうしてもブログ更新の手が止まってしまうなら、もしかしたら、あなたがやりたいと思っていることは、「ブログ」という手段が最適ではないかも?しれません。
例えば、個人事業主の方が、普段の活動を発信する「広報ツール」としてブログを活用したいと思っているなら、ブログよりも、TwitterたInstagram、Facebookといった「SNS」の方があなたに合っているかも?しれません。
SNSの方が文字数が少なく、気軽に発信することができます。
ちなみに、「ブログ」の語源は「WEB LOG」。つまり「WEB上に残す記録のこと」なので、見方によっては、SNSもブログとして扱うことが可能なんですよ。
実際に、ブログの変わりにSNSを活用してWEB集客に成功している人はたくさんいます。
また、「情報発信」や「稼ぐ」が目的でブログを運営しているなら、動画配信や音声配信に切り替えてみるというのもありですよね。
ブログは「書く」で発信するツールですが、もしかしたら、あなたには「書く」よりも「話す」の方が合っているかも?しれません。
あなたの魅力や才能を活かす方法を、あなた自らが狭めてしまう必要はありません。
ブログネタに悩まなくなるコツ
ブログを頑張っていきたいという方のために、ブログネタに悩まなくなるコツをご紹介しますね。
その1:「考える」と「書く」の作業は別々に行う
ブログ更新の手が止まってしまう人の共通点として、「考える」と「書く」を同時にやってしまっていることがあります。
「今日は何を書こうかな〜?そうだ、あれについて書いてみようー!」
という感じですね。
この方法だと、アイディアを思いついた日はブログを書けますが、思いつかない日は書けないということになります。
そして、書けない日が続くと、ブログ更新の手が止まり、自己効力感が低下し、挫折してしまいます…
そうならないようにするには、「考える」と「書く」は別の作業として捉えて、別々にやっていくことが大切なんです。
- アイディア出しをする日
- 記事を書く日
のように、「ブログを書く」という作業を分解して考えるんですね。
例えば、毎週日曜日に1週間分のブログネタを紙に書き出しておいて、月〜金は、自分で決めた作業予定表に沿って記事を書いていく。という感じです。
作業をまとめることで、かなり効率がUPしますよ。
実際に、僕は過去にこの方法を取り入れて、1日最高15記事のブログを更新しまくっていた時期があります。
その2:ブログサービスを活用する
無料のブログサービスの中には、「ブログネタ(お題)」を出してくれているものがあります。
例えば「はてなブログ」には、「みんなのお題」というコーナーがあって、そこから興味のあるテーマを選んでブログを書くことができます。
ブログサービス会社の目的は、ユーザーに自社サービスを使い続けてもらうことなので、こうした「お題」を出すことで、ブログ更新のハードルを下げようとしています。
「趣味」が目的でブログ運営をしている方なら、こうしたサービスを活用することで、ブログネタに困ることはなくなります。
その3:先輩ブログを参考にする
あなたが発信したい内容が決まっているなら、同じテーマ・ジャンルで発信している先輩発信者さんを何人か見つけて(おすすめは10人以上)、その方のブログに書かれていることを参考にさせていただいたら良いんですよ。
もちろん丸パクリはモラル的にNGですが、参考にするのは、ぜんぜんありです。
「何を書いたら良いかわからない」原因の一つに、「引き出し不足」があります。
あなたがブログ初心者なら、まずは先輩ブログの内容を隅々まで読んで、発信するネタを仕入れてみてください。
先輩ブログを参考にして、「伝え方」の引き出しが増えれば、「何を書いたら良いかわからない問題」は自然と解決していきます。
おまけ:そもそもブログ読んでますか?
ブログを頑張りたい!と思っている方の中には、そもそも他人のブログを読んだことがない。という方がけっこう多くいらっしゃいます。
実はかくいう過去の僕自信も、他人のブログを読んだことがないくせに「ブログで成果を出したい!」と思っていたので、本末転倒な状態でした。
例えるなら、「ラーメン屋を開きたい!」と言っている人が、外食でラーメンを食べたことがないのと同じ状態です。
それでは、成果なんて出せるわけがありません。
「ブログに何を書いたらいいんだろう?」と悩む前に、まずは他人のブログを読みに行く必要があるかもしれませんよ。
「趣味ブログ」と「仕事ブログ」の違い
ブログ運営の目的は人それぞれですが、大きく分けると以下の2つの目的に分かれるのではないでしょうか?
- 趣味ブログ
- 仕事ブログ
この2つのブログの違いは、ブログ運営者に人や社会に対する「貢献感」があるかどうか?です。
趣味ブログの方は、自分が楽しむことが目的なので、人や社会への貢献感がなくても運営していけます。(日記のようなものなので)
対して、仕事ブログの方は、貢献感がなければ成り立ちません。
自分の持っている知識や経験をブログで発信し、誰かの役に立つからこそ、感謝され、読者が増え、価値あるブログに育っていきます。
これは、集客を目的にブログを運営している個人事業主や法人はもちろんこと、副業でブログに挑戦しているブロガーやアフィリエイターの方でも同じです。
なので、もしあなたが今「仕事ブログ」を運営しているのに、望んでいるような結果が出ていないなら、その原因は「貢献力」が不足しているか、「伝え方」に問題があります。
「読まれるブログを作りたい!」と思っているのに、そもそもブログをあまり更新していなかったり、内容が薄い場合には、貢献力不足ですし、
頑張って更新しているのに結果が出ていない場合には、「伝え方」が間違っています。その場合は、ライティングやマーケティングについて学んでみてください。必ず結果が変わってきます。
「仕事ブログ」の方では、相手(読者さん・お客さま)を意識する必要があるので、「貢献力」と「伝え方力」を磨く必要がある、ということなんですよね。
まとめ:ブログは自分軸を持って更新していこう!
「ブログに何を書けばいい?」という悩みは、自分軸がぶれているときに発生しやすいように思います。
他人からの評価や、世間の一般論なんて気にしなくて大丈夫なんですよね。
あなたのブログの主人はあなたです。
あなたの思い描くように、自由に発信してOKなんですよ。
まずは、なんのためにブログを運営するのか?について、自分自信と相談してみることをおすすめします。
繰り返しになりますが、ブログは「手段」であって「目的」ではありません。
自分軸を持って、あなたにしか作れないブログを作っていただけることを願っております。