2月頃になると耳にする機会が増える「たろし滝」ですが、そういえば、たろし滝ってどこを見て作柄を占うんだっけ?と考えたことはありませんか?
たろし滝は、毎年氷柱の太さを見てその年の作柄が占われています。
毎年2月11日に行われる「たろし滝測定会」によって測定されていて、氷柱の太さが太ければ太いほど、豊作になるとされているんです。
僕は地元に住んでいるので実際に行ったことがありますが、近くで見るたろし滝は圧巻ですよ!
この記事では、なぜたろし滝は氷の太さを見て作柄を占われるようになったのか?ということや、
実物を見てみたくなったという方のために、たろし滝への行き方と見頃の時期についてもご紹介していきます。
たろし滝は“氷柱の太さ”で稲の作柄を占っていた!測定時期は毎年2月11日
冒頭にも書きましたが、たろし滝は氷柱の太さでその年の稲の作柄が占われています。
氷柱の太さを調査しているのは、たろし滝測定会という団体。
毎年2月11日に測定が行われていて、氷柱の太さが太ければ太いほど、その年は豊作になると言われています。
見頃も2月11日前後がベストですね。
たろし滝の“たろし”とは“つらら”のこと
たろし滝の“たろし”とは、古語の垂氷(たるひ)がなまったもので“つらら”という意味なんだとか。
凍った氷の柱が滝のように見えるから、たろし滝と呼ばれるようになったのが、名前の由来になっています。
過去最大の太さは、なんと8m!!
昭和53年の測定されたものが過去最高記録。
太さは、なんと8mもあったんだとか。
ちなみに、滝の高さは13mもあります。
たろし滝への行き方
たろし滝へは、車で行くのがベストです。
JR石鳥谷駅から西に約10キロメートル。車で約15分くらいの距離。
ただし、たろし滝が見られる2月頃は雪の時期なので、雪道での運転はくれぐれもお気をつけて。
僕が行ったときも、こんな感じで雪がザクザクでかなりハンドルが取られました。
駐車場
駐車場には車が5台ほど置けるスペースがあります。
休日の昼間14時頃に行ったら、少し混み合っていました。
駐車場からは徒歩で移動します。
移動距離は約500mくらい。
シーズンになると雪道が整備されているので、晴れていれば歩きやすいのですが、長靴やスノーブーツで行くことをおすすめします。
歩きやすいように、雪で階段が作られていました。
シーズンになると、橋が作られます。
僕が行ったときは、足場がスカスカで少し渡るのが怖かった。
橋を渡ってからは登り坂。
僕は3歳と1歳の子供を連れて行ったので、なかなかハードな道のりでした。
坂道を登りやすいように、手すりの代わりにロープが張っているのでロープに掴まりながらゆっくり登ります。
そして、しばらく歩いていくと、ドドーーン!!と大きな氷の柱が登場!
1歳になった息子は、大興奮でたろし滝を見ていました。
息子とたろし滝を比べてみると、もはや壁です。
滝の裏側はこんな感じ。お参りができる場所もありました。
初めて行く方は、お賽銭用の小銭を持って行くことをオススメします。
仮設トイレあります
たろし滝は山の中にあるので、近くにコンビニなどはありません。
もしもトイレに行きたくなったとしても、仮設トイレが置いてあるので安心ですね。
たろし滝への行き方情報まとめ
・車で行くのがベスト!
・JR石鳥谷駅から約10km。車で15分ほどの場所
・雪道なので長靴・スノーブーツ推奨
・お参りしたい方はお賽銭の用意もお忘れなく
たろし滝に行ってみた感想
たろし滝は、気になるのであれば、一度は行ってみていただきたいスポットですね。
氷柱の存在感はほんとにすごいので!