自分が何をしたいかがわからない…
「やりたいこと」が見つけられない…
「自分で自分のことがわからない」という状態って、モヤモヤとしていて、“もどかしさ”を感じますよね(⌒-⌒; )
実は、かくいう僕も、以前は自分が何をしたいのかが分からなくて、悩んでいた時期が長くあります。
ちなみに、僕の場合は、自営業という働き方をしているので、自分のやりたいことが見つけられないと、事業を創るアイディアすら生み出すことができないので、死活問題でした…
この記事では、そんな僕が実際に試してみて最も効果を体感した
- 「何がしたいかわからない」の具体的な解決策
- 「やりたいこと」の見つけ方
をご紹介します。
もし、あなたが今、同じような悩みを抱えているなら、きっと現状を打開するきっかけになれるはずですので、どうぞお役立てください^^
実は「何がしたいかわからない・やりたいことがない」の原因はただの“思い込み”
あなたは本当に「やりたいこと」がないのでしょうか?
おそらく、「ない」わけではなくて、「ない」ということにしている(「ない」を選んでいる)だけではないかな?と思います。
いきなり、混乱させるようなことをお伝えしましたが、この部分がわかると、「やりたいこと」が見つけられるようになりますよ。
まずは、あなたが「本当はやりたいことがないわけではない」ということを証明しますね。
Q.例えば、あなたは今日この後、何か食事を食べますよね?
→そのときはきっと「〇〇が食べたい」と思うはずです。
Q.例えば、あなたは今日この後、トイレに行きますよね?
→そのときはきっと「トイレに行きたい」と思うはずです。
Q.例えば、あなたは今日この後、睡眠をとりますよね?
→そのときはきっと「寝たい」と思うはずです。
これらって、全てがあなたの「やりたいこと」じゃないですか??
「〜したい」と思うものは、全てあなたの「やりたいこと」なんですよ。
おそらく、「やりたいことが見つからない」と思い込んでいるときは、「やりたいこと」=「大きなこと」じゃないといけない。と思い込んでいるんじゃないかな?と思います。
そして、それこそが「何がしたいかわからない」「やりたいことが見つからない」になる原因なんです。
「ない」と思い込んでいれば、そりゃ〜、見つかるものも見つからなくなります。
例えるなら、「頭の上にあるメガネ」みたいな感じですね。
「あれ〜?メガネがない、ない、ない」と思っているとメガネは見つかりません。
でも、「あるとしたら、どこにあるかな?」と考えはじめると、「“ある”を探す」に脳が動きはじめるので、「見つかる」が起きるんですよね。
繰り返しになりますが、「何がしたいかわからない」「やりたいことが見つからない」の原因は、あなたが作り出したただの“思い込み”です。
なので、「何がしたいかわかる!」「やりたいことがある!」という“思い込み”に思考を切り替えていく行動をとると、実はすんなり「やりたいこと」が見つかるようになって行くんです。
では次に、具体的で、かつ効果のあるやり方をご紹介しますね^^
【効果あり】何がしたいかわからないの解決策&やりたいことの見つけ方
実際に「何がしたいかわからない」「やりたいことが見つからない」という状態から、僕が抜け出した際に行った方法を具体的にご紹介します。
やることは、と〜〜ってもシンプル。
誰でにも、今すぐできます。
よかったら、お試しくださいね♪
ステップ1:「今日やりたいことリスト」をつくる
まず最初のステップとして、ものすごく小さな“やりたいこと”を紙に書き出してみるのがおすすめです。
イメージとしては、「買い物リスト」を作るときのような感覚ですね。
- 夕飯の買い物に行く
- 洗濯をする
- 食器を洗う
- 掃除機をかける
上記のような感じでOKです。
ただ、もしかしたら、思いついた「やりたいこと」の中には、「食器を洗う」のように、あなたにとっては「やりたいこと」というよりも「やらなければいけないこと」に分類される項目もあるかと思います。
ですが、「食器を洗わなければいけない」のはなぜか?と考えてみるとと、食器を洗わないと、あなたご自身が「その後に居心地の悪い思いをすることを知っているから」ですよね?
なので、「めんどくさい」を感じる物事も、実は「やりたいこと」である。ということがあります。
だから、まずは遠慮なく、パッと思いついた「今日やりたいこと」を書き出してみてください^^
ステップ2:「小さな夢」をリストに入れる
前述したとおり、「やりたいことが見つからない」と思い込んでいる人に共通しているのは、「やりたいこと」=「大きなこと」じゃないといけない。と思い込んでいる、という可能性があります。
なので、その思い込みを外すためのトレーニングとして、次に「小さな夢」をあなたの「今日やりたいことリスト」に入れてみる。ということをオススメします。
例えば、
- 散歩に行く
- 欲しかった雑誌を買う
- 映画やドラマを見てダラダラする
- コーラとポテチだけでお腹いっぱいにする
- お昼寝する
- カップラーメンを同時に3個食べる
上記のような「小さな夢」を「今日やりたいことリスト」に入れてみるんです。
「小さな夢」は、一見すると「しょーもない夢」に見えるかもしれません。というか、「夢」として語るには、小さすぎるように感じるものもありますよね。
でも、どんなサイズの夢でも、あなたの「やりたかったこと」には変わりないんですよ。
ちなみに、上記 でご紹介したい「小さな夢」は、実際に僕が叶えてきた夢です。(公開するのには、ちょっと恥ずかしさを感じてしまうほどの小さな夢ですよねw)
「いつかやってみたいと思っていたこと」に、大小なんてつけずに、今すぐ今日から、何か1つで良いので、「やってみたかったこと」を実行してみてください。
そして、そのときに感じた「感情」をたっぷりと味わってください。
その感情こそが、あなたが見失っていた「やりたいこと」に繋がっている感覚だからです。
一つ、二つと、「小さな夢」を叶えて行くと、あなたの中にあった「やりたいこと」が息を吹き返してきます。
まずは、今日からできる「やりたかったこと」を考えてみてくださいね♪
このときのコツは2つ。
- 「小さな夢」を評価しない(大小、サイズを決めない)
- 今日からできるレベルまで小さくしてみる
です。
小さな夢の中には、しょーもない夢もあるかと思いますが、それに対して「くだらない」とか「こんなことやって何になるんだ?」のように、評価しないであげてください。
どんなに、しょーもないと感じるような夢でも、それはあなたの「やりたかったこと」であり、間違いなくあなたの「夢」です。
評価をすると、自分で自分の気持ちをいじめることになっちゃいますよ。
また、「夢を叶える」というと、「大きなこと」と感じられるかもしれませんが、どんな「大きなこと」でも、できるだけ今日すぐにできるサイズまで小さくしてみてください。
例えば「5kg痩せたい」という夢があったとします。
もちろん、今日中に5kg痩せることはできないでしょう…
でも、「5kg痩せる」に繋がるために、「15分だけ散歩してみる」という小さな「やりたいこと」を挙げてみてはいかがでしょうか?
どんなに大きな夢も、始まりはいつも小さな一歩からのスタートなんです。
いきなり、大きく「叶える」をしようとしなくて大丈夫ですよ。
まずは、「小さな夢」でも「叶えられた」という自分を感じてみてください。
その感覚が養われて来ると、「大きな夢」でも“叶えられる自分”が見えて来るようになります。
ステップ3:やりたいことをメモする習慣を身につけよう
実は人間の記憶って、すごく曖昧なものだってことを、あなたはご存知でしょうか?
「記憶」に関する研究の中に、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。
これは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスさんが提唱した考え方で、人間の記憶力に関するメカニズムのことです。
このエビングハウスの忘却曲線によると、人間の記憶力というのは、
- 20分後:58%しか覚えていない
- 60分後:44%しか覚えていない
- 1日後:34%しか覚えていない
- 1ヶ月後:21%しか覚えていない
と言われています。
(びっくりですよね。 すんんごい忘れっぽい生き物です。)
このエビングハウスの忘却曲線という考え方からもわかるように、人間はそもそも「忘れる生き物」なんですよ。
なので、「忘れる」を防ぐために「メモを取る」という習慣を取り入れることをおすすめします。
メモは、できれば専用のノートを用意することが理想的。
ですが、「書く」が苦手な方は、まずスマホのメモ帳からはじめてみても良いかと思います。
とにかく、メモをすることが大切です。
メモの中身は、上記でお伝えした「今日やりたいことリスト」のような感じで、ひとまずはOK。
メモを取る目的は「わすれない」をすることです。
【記入例】
- 夕飯の買い物に行く
- 洗濯をする
- 食器を洗う
- 掃除機をかける
そして、慣れてきたら、ここに「小さな夢リスト」を混ぜてみてください。
記入例はこんな感じですね。
【記入例】
- 夕飯の買い物に行く
- 洗濯をする
- 散歩に行く
- 食器を洗う
- お昼寝する
- 掃除機をかける
- カップラーメンを同時に3個食べる
こんな風に書いていくことで、自分の「やりたいこと」を忘れずに、実行できる環境を整えることができます。
ステップ4:「大きな夢」も遠慮なく出してみよう
では、いよいよ最終段階です。
先ほど作った、「やりたいことリスト」の中に、あなたの中に燻っていた「大きな夢」も遠慮なく書き入れてみましょう。
ちなみに「大きな夢」というのは、「宇宙飛行士になる」とか「オリンピックで金メダルを取る」みたいな、子供が思い描くようなサイズの夢じゃなくても大丈夫ですよ。
例えば、僕の場合は、
- テレビを買い替える
- ソファーを新調する
- 車を買い替える
みたいな、ちょっと大きな買い物も、「大きな夢」に分類しています。
こういう、「お金があったら」とか「時間があったら」と思っていた「やりたいこと」も書き出してみると、少しずつ、自分の中にあった「やりたいこと」が息を吹き返しはじめるんですよ。
さらに、僕の例をご紹介すると、下記のような「大きな夢」も継続していると、スルスルっと出て来るようになりました。
- 月収300万円を安定的に稼ぐ
- 法人化して会社を作る
- 全国弾き語りツアーをする
- NHKみんなのうたに選ばれる
- 妻と一緒に全国一周旅行をする
そして、ここまで来たら、先ほど作った「やりたいことリスト」の中に、「大きな夢」も紛れ込ませていきます。
例えば、こんな感じですね。
【記入例】
- 夕飯の買い物に行く
- 洗濯をする
- 月収300万円を安定的に稼ぐ
- 散歩に行く
- 食器を洗う
- 法人化して会社を作る
- お昼寝する
- 掃除機をかける
- 全国弾き語りツアーをする
- カップラーメンを同時に3個食べる
- 妻と一緒に全国一周旅行をする
いかがでしょうか?
「今日やることリスト」と、「大きな夢リスト」がごちゃごちゃに入っていると、頭がパニックを起こしそうだと思いませんか?笑
実は、それが狙いです!
冒頭でもお伝えしたとおり、「夢」や「やりたいこと」って、ついつい「大きなこと」として思い込んでしまいがちになるので、
「今は無理」「自分にはできない」と思うようになってしまい、結局→「何がしたいかわからない」「やりたいことが見つからない」という、思考パターンになってしまうんです。
だから、「今すぐできること」と「大きな夢」を並べて書くことで、良い意味で、脳をバグらせていきたいんです。笑
すると、「月収300万円稼ぐ」のような、「今はできない」と思い込んでいる物事でも、「あ、そうだ夕飯の買い物をしに行こう〜っと」というくらいの“軽さ”を感じながら、「あ、そうだ月収300万円稼ごう〜っと」という感覚にマヒしていきます。
あなたはまだ「したいこと」「やりたいこと」の“出し方”を知らないだけ
「したいこと」「やりたいこと」は、上記でお伝えしたようなステップを踏んでいくことで、出しやすくなります。
つまり、ちょっとした訓練次第で、誰でもできるようになります。
なので、あなたは「できない」んじゃなくて、まだ「知らなかっただけ」だった、ということなんですよね。
出し方を知った今、あとは「慣れ」だけです。
「したいこと・やりたいことを出す」というのも、“感覚”なので、自転車の乗り方を覚えたときと同じように、「やってみる」を繰り返しているうちに、いずれ「慣れ」という感覚が訪れます。
だから、まずは気張りすぎずに、「今日やりたいこと」から書き出してみて、「したいこと・やりたいことを出す」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
繰り返しになりますが、「したいこと・やりたいこと」は、どんなに小さなことでも良いんですよ。
自分の夢や目標を叶える行動に、ブレーキをかけているのは、あなたご自身の中にある“思い込み”が原因です。
今回お伝えした方法は、本当におすすめできる、効果的な方法ですので、良かったら試してみてくださいね^^
p.s.
ちなみに、僕が実際に「やりたいことリスト」を作るために使っているノートは下記のものになります。
このノートは本来、To Do・タスク管理用のノートなんですが、デザインもシンプルだし、大きすぎず持ち運びも便利なので、使い勝手良くて気に入っています^^
ノート選びに迷ったら、参考にしてみてくださいね♪