こんにちは、ゆうとです(@yuto_himekuri)
僕ら起業家が「発信」をする際には、2つのメディア特性を知っておく必要があります。
ごちゃごちゃ発信にならないように、この記事を参考にあなたのメディアを整えてみてくださいね。
ストック型・フロー型メディアとは?
個人が「発信」をする際に活用できるメディアには、2つの種類があって、それぞれ活用方法が異なります。
下記の2つは絶対に押さえておいてくださいね。
- ストック型メディア
- フロー型メディア
それぞれの特徴を解説していきます。
①ストック型メディアとは?
情報がストック(蓄積)されていくメディアのことです。
ブログやYouTubeなどが、代表的ですよね。
HPもストック型メディアに分類されます。
ストック型メディアに入れていくコンテンツは、あなたにとっての「情報資産」になります。
一度作ってしまえば、永遠にあなたの変わりに「価値」を創造してくれるようになるからです。
なので、価値の創造を自動化することができるのが、ストック型メディアなんですよね。
②フロー型メディアとは?
情報がフロー(流れる)メディアのことです。
ざっくり代表例をご紹介すると、XやFacebookなどの各種SNSのことですね。
フロー型メディアは、情報が蓄積されないので、情報資産にはなりません。
ただし、フロー型メディアは、ネット上で「コミュニケーション」の役割を果たしてくれます。
ブログやYouTubeは、情報や内容は濃いものの「交流」ができないのが弱点なんですよね。
だから、どこか無機質で感情がない状態になってしまいがちなのが弱点。
人間は感情の生き物なので、感情がないコンテンツは、心を惹かれません。
極端に言うと「人形」ですよね。感情がないから、美しいんだけど、親近感は持てない感じ。時間が止まっている状態ですよね。
なので、お客様との信頼関係を築いていくためには、「コミュニケーション」が取れて、熱が伝わるメディアが必要なんです。
そこで、登場するのが、リアルタイムで更新されていくSNSなどのフロー型メディアなんですよね。
使い分けるコツ
2種類のメディアは、お互いの長所と短所を補いあうように組み合わせながら活用してくとGoodです。
- ストック型メディアの特徴:長所「資産性がある」/短所「時間が止まっている」
- フロー型メディアの特徴:長所「時間が動いている」/短所「資産性が低い」
なので、とっても極端に使い分けのコツをご紹介すると、
という「流れ」をイメージしながら活用していくことがオススメです。
マーケティングとは、「流れ」を作るチカラのことです。
なので、上記のStep1〜3という「流れ」を意識しながら、各種メディアを運用してみてください。
さて、ここで。
「マーケティング」だの「ストック・フロー型メディア」だの横文字がたくさん出てきて「???」になっている方のために、上記の流れを「アイドル」に例えて補足説明してみますね。
あなたが、消費者側のときに無意識で行なっている「感情の流れ」をイメージしながら、ご覧になってみてください。
いかがでしょうか?
おそらく、あなたも「消費行動」をする際には、上記のような流れで感情が動き「購入」という行為に至るはずです。
なので、個人が行うビジネスでも、同じ「流れ」を構築する必要があるんですよね。
だから、HPだけがあってもダメなんです。
HPに来てもらうために、SNSなどで「知ってもらう活動(認知活動)」をする必要があります。
でも、SNSだけだと情報が軽すぎるので、「信用」「信頼」という深い関係性を築けないんですよね。
ちなみに、あなたは今、なぜ僕のこの記事を読んでくださっていますか?
きっと、じっくり向き合って吟味したかったり、あなたの知的好奇心を満たす情報がここに書かれていたからではないでしょうか?
リアルでの人間関係を深める際には、「長い時間」と「濃いひととき」を過ごす必要があるのと同じように。
オンライン上でも信頼関係を築くためには、しっかりとボリュームのあるコンテンツを築く必要があるんですよ。
とはいえ、出会ったばかりの人の長話なんて、聞きたくないですよね?
だから、ボリュームのある「ストック型メディア」の前に、SNSなどでの「フロー型メディア」では「軽さ」のある話が必要なんです。
出会ったばかりの人から、いきなり「幼少期のトラウマの話」なんて話されたら、重すぎてたまったもんじゃありません。
初対面の方とは「良い天気ですね〜」くらいの軽さのあるコミュニケーションを重ねたいもの。
そして、仲が良くなったら、お酒でも飲みながら、じっくりと向き合って、過去の生い立ちについて語り合いたい。
お客さんは、他人を簡単に信じたりはしません。
なぜなら、自分を大切にしているからです。
あなたも、あなたご自身のことを大切にしていますよね。画面の向こうにいる方もあなたと同じように素敵な人なんです。そのことを忘れちゃいけない。
その方のために、僕ら提供者側の人間は、最大限にお相手への思いやりを持って、おもてなしをするように、メッセージを紡いでいきたいですよね。
僕ら起業家は、おもてなしをするための手段として、ストック型メディアとフロー型メディアの「使い分け力」を磨き続けていきたいものです。