こうして僕はフリーランスになった③自分との戦い編

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前回の「こうして僕はフリーランスになった②約1年で1000万円稼いだ話編」では、僕が複業でブログを始めた約1年後に、年商1000万円ほどを稼いだというお話をさせていただきました。

「大きな金額を稼いだ」という話をすれば、“うらやましい”と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、元々はただの会社員(介護職)だった僕が、いきなり1000万円もの大金を稼いでしまったことで、僕は自分の実力を見誤った「勘違い」をしてしまったんですよね…

今回は、そこから始まった3年間にも渡る、長い葛藤の日々「自分との戦い編」をご紹介します。

僕はこの3年間を経て、ようやく本当の意味で「フリーランスになれた」と感じています。

ゆうと

前回の記事は下記からご覧いただけます

目次

「守破離」を徹底した1年目

IT社長を気取ってカッコつけている写真

まずは、前回までの流れを振り返りつつお話していきます。

元々僕は、介護職という「ビジネスとは無縁の場所」で暮らして来た人間です。

だから本当に「ビジネスの“ビ”の字もわからない。」という知識・経験ゼロの状態から、少しずつ学びを深めて来ました。

でも、最初の頃はなぁ〜〜んにも分からなすぎて、本やネットで情報を探すことすらままなりませんでした。

独学でビジネスを学ぼうとしても、自力では1mmも前に進めなかった。

この経験から、独学は「毒学」である。ということを学んだ僕は、ビジネスを教えてくださる方から指導を受けることを決意。

その結果、ビジネス経験ゼロだった僕でも、たった1年ほどで0から→年商1000万円を稼ぐことができました。

ちなみに、この話をすると、よくこんなご質問をいただくことがあります。

指導を受けたからとはいえ、どうして短期間でそんなに大きな成果を出せたんですか?

ポイントは色々ありますが、中でも特に大切だったと僕が思うのが「守破離」(しゅ・は・り)という考え方です。

守破離とは?

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

引用元:コトバンク

何かを会得するためには、上記の3段階の流れがとっても大切なんですよね。

僕は、最初にお世話になった師匠から、この「守破離」の考え方を教えていただいたので、1年間はとにかく「守(基本)」を徹底したんです。

その結果、たった1年後にはゼロから→年商1000万円を稼げるようになれました。

ちなみに、「守」の段階って、「言われたことをやる」というだけだから、実はそんなに難しくないんですよ。

だって、僕は師匠から「これをやった方が良いよ」と言われたことを、とにかくなんでもやってみただけだったから。

「素直なんだね」なんて言っていただけることもあるけど、当時の僕は「思考停止状態」なだけだったんじゃないかな?と思います。(恥)

「師匠!次は何をしたら良いですか?」

「師匠!次は何をしたら良いですか?」

「師匠!次は?その次は?」

と師匠に聞きまくって、言われたことをどんどん実施していただけでした。

そして、そのやり方で成果が出てしまったもんだから、僕は「言われたことさえやっていれば、成果は出る」という勘違いをしてしまったんですよね…

次第に、「他の方の考え方も学びたい」と思うようになった僕は、お世話になった1人目の師匠の下を離れ、2人目の師匠からビジネスを学ぶことを決意。

でもその選択から、僕は約3年間に渡り、葛藤の日々を送ることになりました。

「正解のない世界」との出会い

IT社長を気取ってカッコつけている写真パート2

2人目の師匠のから学びを深めたいと思っていた頃の僕は、きっと「守破離」の「破」をやりたかったんじゃないかな?と思います。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

引用元:コトバンク

僕は、このステップでかなり苦労しました。

2人目の師匠は、1人目の師匠とは違って、あえて「教える」をしてくれない方だったからなんですよね。

ゆうと

師匠!次は何をすれば良いですか?

師匠

君は何をしたいの?

ゆうと

え?言われたことはなんでもやりますよ!

師匠

いやいや。君の人生なんだから、自分で決めなさい。君は何をしたいの?

ゆうと

え・・・?僕のしたいこと・・・?

という会話を何度もさせていただきました。

今ならわかりますが、当時の僕は自分の意見を持たない「指示待ち人間」

フリーランスとして、自分の力で収入を得ていくと決めたはずなのに、誰かから指示をもらえないと動けないような人間だったということを痛感した時期でした。

そんな僕が一人で立てるようになるまで、根気強く向き合ってくださった2人目の師匠にも、本当に感謝しています。

ちなみに、この時期に僕が体験した感覚を言葉にするなら「正解のない世界」という感じ。

義務教育や会社という世界の中では“外”に「答え」があったけど、自分の力で仕事を作っていくフリーランスという生き方をしたいなら、“内(自分)”に「答え」を見出していく必要があります。

  • 自分はどうしたいのか?
  • 自分はどんな未来を描きたいのか?
  • 自分はどこに行きたいのか?

フリーランスという生き方は、「自分軸」がなければ、歩みを進めていくことはできないんですよね。

もちろん業務委託という形で、誰かからの指示をもらってフリーランスとして収入を得ていく。という手段もあります。

でも僕は、せっかく自分の力で収入を生み出せる生き方を選んだからには、自分の力でお金を生み出せるようになりたい!と思ったんですよね。

とはいえ、2人目の師匠は、あえて「教える」をしてくれない方だったので、僕は早く「自分の頭で考える」ができるようになりたい!と思い、焦って次の間違った手段を選んでしまいました…

高額コンサルを受けて失敗…

難しい顔してるけど、たぶん画面には何も映っていない…
ゆうと

2人目の師匠が「教える」をしてくれないなら、3人目の師匠を探せば良いや!

と考えちゃったんですよね。

はい。今ならわかります。

「いやいやいや。ぜんぜん、自分の頭で考えようとしてないじゃん!」と。(恥)

でも、この頃の僕は、まだまだ「指示待ち人間」な自分が抜けていなかったので、「教える」をしてくれない環境では、収入を生み出すことすらままならず、日に日に貯蓄が減っていくことに、かなり焦りを感じていたんですよね。

お金への不安を感じていた僕は、「稼ぎ方を教える」を売りにしている方の下で、新たなコンサルを受けることを決意しました。

でも、この「焦り」からの行動は本当に良くなかった。

3人目のコンサルさんを選んだときは、その方の実績部分だけを見て判断してしまい、コンサルさんのお人柄は見ずに高額なコンサルを購入してしまったんですよね。

その結果、百数十万円という高額なコンサル代をお支払いして参加したものの、コンサルさんの人柄や「やり方」に好意を抱けず、頂いたアドバイスを1つも受け入れることができませんでした…

(そのコンサルさんが悪い人だったというわけではなくて、相性が合わなかったというだけです。念の為)

だから、このとき支払った百数十万円というコンサル代は、自分のビジネスの拡大のために、活かすことができませんでした。

なので、正直当時は、「うわ〜。失敗した・・・」と思ってたんですよね。

でも、今思えば、この失敗は「経験」という大きな資産になったと感じています。

この経験のおかげで、“自分は”「どんな働き方(生き方)」がしたいのか?を、しっかりと見つめることができたからなんです。

「仕事」って、人生の時間をたくさん使うものだから、自分の“在り方”にも繋がってくる大切な存在ですよね。

だから僕は、自分の人生が「豊か」になる選択をしていきたいと思っています。

「稼ぐ」が好きな人なら、お金だけを追いかけられるかもしれないけど、どうやら僕はそうじゃなかったみたいなんですよね。

僕の場合は、「心がワクワクするか?」という“心の豊かさ”も、「働き方」を選ぶ上で大切にしたいポイントです。

もちろん、「お金」は必要だから「稼ぐ」はするんだけど、受け取るお金は「感謝」で頂きたいなぁって。

高額コンサルを買ったり、不要な高い教材を買いまくって、それまでに稼いできた1000万円ほどの資金がなくなりかけるほど、「焦り」からの行動をしまくった結果。

ようやく我を取り戻した僕は、やっと「自分の頭で考える」という、フリーランスとしての入口まで、辿り着くことができました。

「自分株式会社」ってご存知ですか?

IT社長を気取りすぎていた頃のイタイ写真
(なんでこんなに笑ってるんだろう…)

「自分株式会社」とは、「自分」を「会社」に見立てて、ものごとを考えてみるという考え方のこと。

僕は、フリーランスとして(一人の大人として)、自分の力で自分の人生を生きていくためには、この「自分株式会社」という考え方が欠かせないと考えています。

「自分株式会社」を運営していくためには、次の3つの存在が必要です。

  1. 投資家
  2. 社長
  3. 社員

これら3つの存在を全て自分一人でやれるようになると、自立した大人になれるんだよ〜。というのが、「自分株式会社」という考え方。

フリーランスになったばかりの頃の自分を振り返ってみると、どれもほんとに未熟だったなと感じます。

あなたも、このの3つの存在を知り、今の自分の状況と照らし合わせることで、自分の中で「伸ばすべき存在」が明確になるかもしれませんよ。

1.投資家

「投資家」としての自分は、自分の会社を大きくするために、自己投資をする自分です。

何をするにも、自己投資って本当に大切。

ときには、僕が高額コンサルで失敗したように、短期目線で考えると、上手くいかなかったな〜と感じる投資もあります。

でも、投資家としての自分は、自社(自分)の成長をイメージして、長期目線での投資を考えるべき。

実際に優秀な投資家は、長期目線での戦略を立てられる人です。

2.社長

「社長」としての自分は、自社の方向性について“判断”をする人。

だから社長である自分は、「自分軸」を持っていたい。

だって、社員に対して「ねえ、どうしたら良いかな?」と不安な顔で、常に頼ってくる社長なんて嫌ですよね。(笑)

「自分の頭で考えられる力」が、社長の自分には欠かせない力です。

3.社員

「社員」の自分は、社長からの指示を受けて、実際に仕事をする役です。

「めんどくさい」「やりたくない」というモチベーションの社員ばかりでは、会社が潰れてしまいます。

逆に、イキイキしながら仕事をしている社員がいる会社は、どんどん業績がUPします。

「社員」である自分がワクワクしながら、本領発揮できるような働き方がしたいですよね。

「自分の人生なんだ」と自覚しよう

「自分株式会社」という考え方を持って暮らしていると、次第に「自分の人生なんだ」と自覚できるようになって来ます。

「自分の人生だと自覚する」

そんなの当たり前じゃないか?と言われそうですが、あなたは本当に「自覚」できていますか?

今、振り返って考えてみると、会社員として雇われて働いていた頃の僕は「自分の人生なんだ」という自覚がなかったように思います。

会社や上司からの指示を言われたとおりにやっているだけだったから、もし、なにかに失敗したら「会社のせい」「上司のせい」にしていました。

でも、本当は指示を受けて、その指示を「やる」を選び、実行したのは自分のはず。

だから「責任」は会社や上司ではなく、どんなときも自分にあるんですよね。

全ての責任は自分にあると自覚し、認めることを「自責」と言い、責任を他人や環境のせいにすることを「他責」と言いますが、

「他責」で生きているうちは、自分の人生を自分の手でコントロールするなんてことはできないんですよね…

「他責」で生きている感覚って、まるで自分の人生の操縦桿を他人にあずけているのと同じだから。

「自由」を望むなら、「自責」でものごとを考える必要がある。

自責になれたとき、初めて「自分の人生なんだ」という自覚ができるようになるのではないでしょうか?

ただ、これが頭では分かっていても、腹落ちさせるのはなかなか難しくて。

ここまでの「こうして僕はフリーランスになった」シリーズの中でご紹介してきたように、僕の場合は、約4年の年月と、約1000万円の勉強代(自己投資)が必要でした。

あくまで「僕の場合は」ですけどね。(汗)

僕はかなり不器用な方なので、遠回りしまくっちゃってるんですけど、あなたならもっと早く辿り着けるかもしれないし、もうすでにたどり着いているかもしれない。

「自分の人生なんだ」と自覚すること。

これが、フリーランスの入口に立つということなのかな?と、僕は思います。

僕がこれから成し遂げたいこと

HOMEメンバーの皆さんとカフェにて

僕がこれから成し遂げたいことは、当時の僕と同じよう「何かに挑戦しよう!」と思っている方を応援し、イキイキと自由な人生を生きる仲間を増やすことです。

元々ケアマネジャーとして介護業界で働いてきた僕は、「誰かをサポートすること」が性に合っているようなんですよね。

それに、ビジネスとは無縁の介護業界で働いてきた僕が、4年と1000万円の自己投資をし、試行錯誤の中で身につけてきた「フリーランスとして生きる力(=自立した個人として生きる力)」は、必ず誰かのお役に立てると確信しています。

実際、ありがたいことに、こうした僕の生き方を発信して来たことで、個人や企業の方々からサポートのご依頼を頂くことがよくあって、

この記事を書いている現時点でも、すでに400名以上の個人や団体の方からご依頼をいただき、サポートをしてきたという実績があります。

よく頂くご相談は、下記のとおりです。

【今の僕にできること】

  • ブログの取り組み方
  • オウンドメディアの構築
  • 広告収入の作り方
  • SEOライティング
  • ホームページの作り方と運営について
  • WordPressの扱い方
  • SNS活用・集客
  • WEBマーケティング
  • ブランディング
  • メルマガ・LINE(DRM)
  • コミュニティ運営
  • イベント運営
  • 動画作成・編集
  • ポスター、チラシの作成
  • 作曲
  • レコーディングサポート
  • 話し方・伝え方
  • 起業・複業相談
  • 介護相談
  • コーチング・カウンセリング(少々)

  • 【PR】
  • 個別サポート
  • セミナー
  • 講演
  • 取材
  • イベント出演

などのご依頼も承っております。

>ご依頼・お問い合わせはこちら

上記のように、幅広いジャンルでのサポートをさせていただいております。

ちなみに、ケアマネジャー(介護職)時代に培った傾聴力を生かした、その方の「想い」に寄り添ったサポートが得意です。

また、僕は「場づくり」も好きなので、「複業・起業に挑戦し、自己実現を叶えたい!」という仲間が集まるコミュニティー「想いが実るWEBスクール HOME」という名前のオンラインサロンも運営しています。

現在では、全国・世界中から仲間たちが集まり、毎日ワイワイと楽しみながらも、互いの自己実現に向けて刺激の交換をし合いながら、切磋琢磨し、活動しています。

メンバーさんの中には、

  • 会社員からフリーランスとして独立できた方や
  • 複業活動を拡大できた方
  • 情報発信を通して自分らしいWEB活用ができるようになった方

などなど。

皆さん、「変化」と「進化」を体感されています。

HOMEは、僕の雰囲気や想いに共感してくださる方であれば、心地よく学びを深められる環境になっていますので、ご興味がありましたらどうぞ一度様子をご覧になってみてくださいね♪

→HOMEの詳細を見てみる

おわりに

「こうして僕はフリーランスになった」シリーズは、ここで一旦終了です。

長いシリーズを最後までご覧いただき、ありがとうございました!

元々ビジネスとは無縁の介護職だった僕が、約4年の年月をかけて、少しずつフリーランスとしての入口に立てるようになったストーリーを、おっぴろげてご紹介させていただきました。

僕の不器用すぎる生き方が、何か一つでもあなたの参考になれたり、背中を押すことができていたら嬉しいです。

僕はこれからも、いろんなことに挑戦をしていきます。

そして、その様子をこのブログやSNSでも発信し続けていきますので、これからも応援していただけたら幸いです。

最後に、今何かに挑戦をしているあなたへ。

僕がフリーランスとして活動を始める決意をしたときに、先輩が教えてくださった一言をお贈りします。

人生は長距離走。立ち止まりさえしなければ大丈夫。」

僕はこの言葉を大切に、どんなときも立ち止まることだけはしないようにして活動していきました。

人生生きていれば、上手くいくときも、上手くいかないときもあるから、常に「走り続ける」は、しなくて良いと思うんですよね。

ときには、ゆっくりと歩くときがあったって良い。

だけど、一度立ち止まってしまうと、そこからまた歩き出すのは、本当に大変だから「立ち止まらないこと」は大切にしたいな、と思っています。

  • あなたは今、どんなことに挑戦していますか?
  • あなたは今、どんなことを実現したいと思っていますか?

今、こうしてあなたと僕は、同じ時代を生きられていて、しかも、このブログを最後まで読んでくださったのも、きっと何かのご縁かと思いますので、

もし、よろしければTwitterから教えていただけたら嬉しいです♪

これは本音で言っているんですが、いつかあなたとも一緒に、何か「面白いこと」ができたら良いですよね!

それでは、貴重な時間を使って、このブログを最後まで読んでくださってありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いします!

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